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塗料選び

有機HRCとは?超高耐久塗料の特徴・耐候性・メリットを解説

プレマテックスの正式製品「グランデ有機HRC」について、公式情報をもとに独自技術、耐候性、メリットと注意点を解説します。

プレマテックスのグランデ有機HRC製品画像

正式名称は「グランデ有機HRC」

プレマテックス公式サイトでの正式製品名は「グランデ有機HRC」です。水溶性2液溶剤形ハイグレード有機HRC塗料で、水溶性溶剤と有機HRC技術を組み合わせています。

公式は、超耐候性、高靱性、超低汚染性を主な特徴として示しています。単なる樹脂グレードではなく、塗膜劣化の要因へ多面的に対応する製品設計です。

有機HRCの3つの製法設計技術

有機HRC技術は、塗膜の劣化メカニズムを研究し、耐久性を優先して組み立てられた3つの製法設計技術です。

High Resin Combine

高度な樹脂の複合技術により、柔軟性と強度を合わせ持つ強靱な塗膜を目指します。

High Radical Control

多重ラジカル制御形酸化チタン、HALS、UVAの相乗効果などにより、劣化因子であるラジカルを抑制します。

High Regulation Color

耐候性を優先した顔料選定と調色技術により、長期の耐退色性を重視します。

水溶性溶剤と高靱性塗膜

グランデ有機HRCは、水に溶けやすい性質を持つ水溶性溶剤を用います。公式は、水性塗料の作業性・環境性と油性塗料の機能性・仕上がりの両立を目指す技術として説明しています。

特殊有機複合樹脂とエポキシ樹脂の3次元網目構造により、しなやかさと強度を備えた高靱性塗膜を形成する考え方です。ただし、長期的なひび割れ抑制を保証するものではありません。

耐候性試験と耐久年数の考え方

公式ページでは、グランデ有機HRCを塗布した試験片による35年相当の促進耐候性試験が紹介されています。約30年相当で初期の外観変化、35年相当で劣化の進行傾向が見られたものの、塗り替え推奨期まで十分な耐候性を残しているという試験結果です。

これは実際の建物で35年持つことを保証する表現ではありません。期待耐用年数は塗り替え時期の目安で、保証年数ではなく、標準仕様に準拠した適切な施工と環境条件が前提です。

シリコン・フッ素・無機塗料との違い

シリコン・フッ素・無機は主に樹脂や成分による分類です。有機HRCは、樹脂複合、ラジカル制御、耐候性を優先した調色という製法設計全体で、超高耐久を目指します。

無機成分に頼らず、経年でも硬化・脆化しにくい有機系塗膜を目指している点が公式説明上の大きな違いです。

メリットと注意点

長期の耐候性、高靱性、雨で汚れを流しやすくする超低汚染性を期待でき、塗り替え回数とライフサイクルコストを抑える考え方につながる点がメリットです。

一方、初期費用は一般的な塗料より高くなる傾向があります。耐候性を優先した調色のため対応色に限界があり、公式ラインナップは艶ありのみです。吸い込みの著しい下地やさびが進んだ金属面では、指定下塗り材が必要な場合があります。

どんな住宅・人に向いている?

現在の住宅に長く住み、将来の塗り替え回数を減らしたい方、耐候性だけでなく塗膜の強靱性や低汚染性も重視したい方に候補となります。

価格が高いことだけを理由に選ぶのではなく、外壁の状態、希望色、艶、今後の居住年数、予算を確認しましょう。大分・大分市の外壁塗装では立地条件も含めた現地調査が重要です。

保護コートとの組み合わせ

さらに上塗り塗膜を保護する考え方として、インテグラルコートなどの上塗り保護コートがあります。対応や期待できる効果は製品仕様によるため、「塗装の保護コートとは?」の記事で役割と注意点を確認できます。

まとめ

グランデ有機HRCは、3つの有機HRC技術と水溶性溶剤を採用したハイグレード塗料です。促進試験の年数を保証年数と捉えず、公式仕様と建物条件をもとに検討しましょう。

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