株式会社ワイズクリエイト
施工品質

同じ塗料でも耐久性は変わる?外壁塗装は“誰が塗るか”も重要です

外壁塗装の耐久性は、塗料の種類だけで決まるものではありません。混合比・希釈率・塗布量・乾燥時間・下地処理など、塗料本来の性能を引き出す施工方法と業者選びのポイントを解説します。

計量器を使って外壁塗装用の塗料を正確に計量する様子

塗料の耐久年数は“塗料だけ”では決まらない

外壁塗料には、シリコン塗料、無機塗料、高耐久塗料などさまざまな種類があり、製品ごとに期待耐候年数の目安が示されています。外壁塗装の塗料を比較するとき、この数字は大切な判断材料の一つです。

しかし、塗料の耐久年数は、塗料を壁に塗れば自動的に達成される数字ではありません。期待耐候年数は、塗料メーカーが定めた下地、塗布量、乾燥時間、施工環境などの条件に沿って施工することを前提とした目安です。実際の外壁塗装の耐久性は、建物の状態や立地環境などによっても異なります。

そのため、外壁塗装では「どの塗料を選ぶか」だけでなく、「誰が施工するか」「どのように施工するか」「施工管理ができているか」も非常に重要です。メーカー仕様を一つずつ守ることが、塗料本来の性能をできる限り発揮させることにつながります。

2液型塗料は主剤と硬化剤の混合比が重要

2液型塗料とは、色や樹脂成分を含む「主剤」と、塗膜を硬化させる「硬化剤」を施工前に混ぜて使用する塗料です。製品ごとに重量比や容量比による混合比が指定されており、「だいたいこのくらい」という感覚ではなく、指定された比率で正確に混ぜる必要があります。

混合比が適切でなければ、塗膜が硬化しにくくなるなど、本来想定された性能を発揮できない可能性があります。また、混合後に使用できる時間にも限りがあるため、必要量と作業時間を考えた管理が欠かせません。

株式会社ワイズクリエイトでは、使用する塗料の仕様を確認し、必要に応じて計量器を使って主剤と硬化剤を適正な比率で計量してから施工します。完成後には見えなくなる部分だからこそ、基本を曖昧にしないことを大切にしています。

塗料の希釈量も外壁塗装の耐久性に関係する

塗料には製品ごとに、水や専用シンナーなどで薄める「希釈」の方法と希釈率が指定されています。塗料の希釈は、気温、施工方法、ローラーや吹付けなど使用する道具に合わせて、メーカーが指定する範囲内で調整します。

施工しやすいからと必要以上に薄めると、規定の塗膜厚や塗料の塗布量を確保しにくくなります。一方で、単純に濃ければ良いわけでもなく、仕上がりや作業性に影響することがあります。

大切なのは、現場条件を考慮しながらも、メーカー指定の範囲を外れないことです。塗料の希釈量を記録・管理することも、安定した施工品質につながります。

外壁塗装は“何を塗るか”と同じくらい、“どう塗るか”が重要です。

「何回塗ったか」だけでなく塗料の塗布量が重要

外壁塗装では「3回塗りなら安心」と思われがちです。一般的な下塗り・中塗り・上塗りという工程数はもちろん大切ですが、回数だけで施工内容の良し悪しを判断することはできません。

重要なのは、メーカーが指定する1㎡あたりの塗料の塗布量を確保することです。例えば、同じ100㎡の外壁を同じ塗料で3回塗ったとしても、規定量を確保した施工と、塗料を薄く伸ばした施工では、同じ「3回塗り」という表示でも内容が異なります。

見積もりや施工計画を見るときは、「何回塗るか」に加えて、「施工面積に対して必要な塗料量を使用する計画か」「何缶を使用する予定か」まで確認することが大切です。

同じ塗料・同じ3回塗りでも、施工内容まで同じとは限りません。

乾燥時間・塗り重ね時間を守る

塗料には、それぞれメーカー指定の乾燥時間と塗り重ね可能時間があります。下塗りが十分に乾燥していない状態で中塗りをしたり、中塗り直後に上塗りを重ねたりすると、密着や硬化に影響し、施工不良につながる可能性があります。

乾燥の進み方は、季節、気温、湿度、日当たりなどによって変わります。単に作業を早く進めれば良いわけではなく、その日の状態を確認して次の工程へ進む判断が必要です。

ワイズクリエイトでは、基本的に「1日1工程」で施工します。下塗り後は翌日以降に状態を確認して中塗りへ、中塗り後も翌日以降に確認して上塗りへ進みます。可能な限りお客様にも施工状況をご確認いただいてから次工程へ進むことで、工程抜けの防止にもつなげています。

  • 下塗り
  • 翌日以降に確認
  • 中塗り
  • 翌日以降に確認
  • 上塗り

下地処理によっても耐久性は変わる

高価な塗料や高耐久塗料を使用しても、塗装前の下地処理が不十分では、その性能を十分に生かせません。塗料は、既存の外壁や屋根の上に塗るものです。塗装する面を清潔で安定した状態に整えることが、塗膜を密着させるための土台になります。

下地の素材や劣化状態は建物ごとに異なります。現地調査で状態を見極め、必要な補修を行い、上塗り塗料と下地の両方に適合する下塗り材を選定することが重要です。

  • 高圧洗浄で汚れや付着物を落とす
  • 浮いた劣化塗膜を除去する
  • ひび割れを補修する
  • ケレン(研磨・さび落とし)を行う
  • 目地やサッシ周りをコーキング処理する
  • 下地に合う下塗り材を選定する

天候・気温・湿度も施工品質に関係する

塗料には、施工可能な気温や湿度などの条件があります。雨天時、外壁が濡れているとき、結露している状態など、塗装に適さない条件で無理に作業すると、塗料本来の性能を発揮できない可能性があります。

天気予報だけでなく、施工面の乾燥状態や現場の環境を確かめて判断することが大切です。「工期を早く終わらせること」よりも、「適切な施工条件で塗ること」を優先する姿勢が施工品質を支えます。

同じ塗料なら、どの会社に頼んでも同じではない

A社もB社も同じメーカーの同じ外壁塗装用塗料を使う見積もりだったとしても、施工品質まで同じとは限りません。塗料は完成品をそのまま取り付ける商品ではなく、現場で下地を整え、仕様に沿って塗り重ねて塗膜をつくる材料だからです。

下地処理、混合比、希釈率、塗布量、乾燥時間、施工時の天候、職人の技術、現場管理などが異なれば、仕上がりや耐久性に差が出る可能性があります。これは特定の会社や職人を批判する話ではなく、塗装工事そのものが多くの管理項目を必要とするということです。

塗装業者の選び方では、「どの塗料を使う会社なのか」だけでなく、「その塗料をどのように施工する会社なのか」まで確認しましょう。質問に対して、製品の施工仕様や現場での管理方法を分かりやすく説明してくれるかも大切な判断材料です。

見積もりで確認したい塗装業者の選び方

見積金額だけを比べると、施工内容の違いを見落としてしまうことがあります。外壁塗装の見積もりを受け取ったら、次の項目を確認し、不明な点は契約前に質問してみましょう。

使用予定缶数は、施工面積、塗料の標準塗布量、塗り回数などから算出します。建物の形状や塗装しない部分によっても変わるため、単純な缶数の多さではなく、算出の考え方を説明してもらうことが大切です。価格だけでなく、どこまでの施工と管理が含まれるかを比較することをおすすめします。

  • 上塗り塗料の商品名が明記されているか
  • 下塗り材の商品名まで明記されているか
  • 何回塗りの仕様か
  • 使用予定缶数と算出根拠を説明してくれるか
  • メーカー仕様に沿って施工するか
  • 必要な乾燥時間を確保するか
  • 施工中の写真を残してくれるか
  • 工程ごとの説明や確認があるか

ワイズクリエイトの施工管理

株式会社ワイズクリエイトでは、基本1日1工程とし、工程ごとに状態を確認してから次の作業へ進みます。塗料の混合比を適切に管理し、希釈はメーカー指定範囲内で行い、必要塗布量を意識して施工します。

施工面積から必要缶数を算出し、使用する塗料と使用量を管理します。ご希望があれば、塗料がメーカーから正規に出荷されたことを示すメーカー出荷証明書の提示も可能です。さらに、施工写真を残して工程を管理し、完成後には見えなくなる作業も確認できるようにしています。

良い塗料を使うだけではなく、その塗料の性能をできる限り発揮できる施工をすることを大切にしています。

  • 基本1日1工程
  • 工程ごとの確認
  • 混合比と希釈率の管理
  • 必要塗布量と缶数の管理
  • メーカー出荷証明書の提示に対応
  • 施工写真による工程管理

まとめ|塗料選びと施工品質の両方を確認しましょう

耐久性の高い塗料を選ぶことはもちろん大切です。しかし、本当に大切なのは、その塗料をメーカー仕様に沿って正しく施工することです。塗料の耐久年数は一律に保証される数字ではなく、下地の状態、立地環境、施工条件などによっても変わります。

株式会社ワイズクリエイトでは、塗料選びだけでなく、下地処理、塗布量、乾燥時間、天候判断、工程確認まで含めた施工品質・施工管理を大切にしています。ご自宅に合う塗料と施工仕様を知りたい方は、無料現地調査や無料見積もり、LINE無料相談をご利用ください。

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